「まなキキ・社会科見学Ⅱ」報告

前回お知らせしました、「まなキキ 社会科見学Ⅱ ~コーヒーが香るお仕事~」の報告です。7月20日オンラインで結ばれた沖縄のワーカーズホームさんを訪ね、社会科見学をしてきました。

ワーカーズホームさんでは、障がいをもつスタッフが支援者と共にコーヒーの木を育て、豆を収穫し、さらに豆の選別や焙煎を行い、併設しているカフェで手作りのスコーンなどと一緒にコーヒーを提供しています。ひとつひとつが知識や経験のいる作業だと思うのですが、スタッフが自分でやりたいことを決めみんなで工夫しながら取り組んでいるそうです。施設の代表理事横山さんが言われた、「ここに来たスタッフは、世の中に求められるルールに折り合いがつかなかったという人が多かったが、つけなくていい、自分たちのルールをつくっていく。得意なことを発揮できる場を提供したい」という言葉がとても印象に残りました。

●今回の社会科見学は、津田塾大学の「学びの危機(まなキキ)」プロジェクトによるオンラインを利用した取り組みです。沖縄への台風接近に備え畑の作業を行っていたゲストの横山さんが時間に駆けつけてくださり、社会科見学が始まりました。大学の教室と沖縄を結び、ワーカーズホームさんが事前に撮影した活動の様子を動画で見たあと、MCのえーあい先生がゲストのお話を伺いながら、同時にオンラインの参加者からの質問にも答えるという形で行われました。畑のコーヒーの木の成長を撮影した映像には、その花も映っていて、コーヒー豆ができる前に白くて可憐な花が咲くことを初めて知りました。

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